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脳波計などの電子機器を使えば科学的か

メンタルトレーニングに脳波計などの電子機器を使っていかにも科学的方法でトレーニングをしているかのような宣伝を見かけます。しかし、これは本当に科学的なのでしょうか?

こういうところではクライアントの頭部に電極を貼り付けてパソコンで脳波を見せ、“心が安心・安定したときの脳波はこうです。この脳波になるようにトレーニングをします。常にこの安心・安定した状況を身に付ければどんな場合にも平常心で立ち向かうことが出来ます”といったような形で指導すると思います。脳波計といいパソコンといい、いかにも科学的に思えます。しかし、こういう場合に脳波計は必要なのでしょうか?心が安心・安定した状況は脳波を見るまでもなく本人が一番分かります。脳波はその状態を客観的に見せてくれることは確かです。精度の良い脳波計なら少しの不安でも脳波が乱れるでしょう。しかし、脳波が乱れていれば不安があるということでしょうか?あるいは脳波が安定していれば不安が無いということでしょうか?そうではないでしょう。あくまでもクライアントが不安と感じるかどうかが判断の基準であって、パソコン上の脳波ではありません。いくらパソコン上の脳波は安定状態を示していても本人が不安を感じるというなら不安なのです。いくらパソコン上の脳波が不安定状態を示していても本人が不安が無いというなら不安が無いのです。電子機器が誤作動することもあるからですが、私はここでそういうことを言いたいのではありません。仮に、電子機器が正確無比であっても同じことが言えます。つまり、その人の心の状態がどうであるかは本人が一番分かっており、なにも電子機器に教えて貰う必要はどこにもないのです。こういう方法でいかにも科学的方法で指導しているかのように装っているところは科学的方法のなんであるかを知らないのです。つまり科学的指導法を知らないということをこういう似非科学で誤魔化しているのです。

驚いたことにあるところではゴルフの素振りで肩の力を抜くトレーニングに筋肉の緊張を測る機器を使った方法を紹介していました。これがメンタルトレーニングなのかと首を傾げるところですが、メントレ以外はやっていけないということはありませんので良しとしましょう。ここでは素振りをさせたときの筋緊張を測り、肩の力が抜けたときの波形をパソコン上で見せて、“これが肩の力が抜けたときの波形ですから、この波形になるように練習すればゴルフが上達します”と指導しているようです。しかし、肩に力が入っているかどうかを機械に教えて貰う必要があるのでしょうか。確かに初心者が自分で判断するのは難しいでしょう。しかし、プロのコーチなら一振り見ただけで分かるはずです。そうでなければプロの資格はありません。そのコーチに教えて貰えば何回かやっているうちに分かるはずです。仮に機械が筋緊張が無い状況を示していてもプロが力が入っていると判断すれば肩に力が入っているのです。プロの人間の目が一番正しいと思います。

仮に機械がプロも見抜けないような微細な筋緊張まで正確に把握できるとしたらどうでしょうか?この人はプロも見抜けなかったような筋緊張を発見したお蔭でプロも驚くような格段の上達をするのでしょうか?私はゴルフのコーチではありませんから専門的なことは言えませんが、肩の(無駄な)力を抜くというのはゴルフ上達のうえで一つの必要条件であるかもしれません。しかし、充分条件では無いはずです。つまり肩の力が抜けるようになったからと言って、それだけでゴルフが上達するというほど甘いものでは無いでしょう。肩の力を抜くことも含めて全体的に無理なく振れるようになる必要があると思います。肩の力は抜けたけれども他のところに無駄な力が入るようになることはあるでしょう。となると、体中に電極を貼って筋緊張を測定しなければならないのかもしれません(笑)。そんなことまでするくらいなら、プロのコーチに見てもらったほうが上達の近道ではないでしょうか。いずれにせよ、肩の力を抜くのに筋緊張の測定を機械にさせることにどれほどの意味があるのか理解しがたいところです。(山村)

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